さて、一旦ワーキングプアに陥ると、何もスキルアップできないまま時間が経過してゆく可能性が高い、ということはわかっていただけたでしょうか。彼らとて、何も手をこまねいてぼんやりとしているわけではないのです。しかし、生活のために働くだけで一日24時間は過ぎてしまいます。
「ワーキングプアから抜け出すには、より良い条件の所に転職、再就職すればよい。しかし、そもそもそのために必要なスキルを身につける時間がない」まま、ただ生活をするためだけに働くことになれば、一体どうなるのでしょうか?そう、さらに年齢的な悪条件がプラスされることになります。この状態になると、転職、再就職はさらに難しくなってしまう、というわけです。考えてみてください。企業は常に新卒などの若い人材を募集していますし、30代を過ぎてからの就職、転職には特別なスキルや国家資格、即戦力の経験が必要とされます。また、派遣・アルバイト等の経験しかない場合、キャリアとはみなされず、正社員として採用されることは難しいでしょう。
つまり、ワーキングプアという状態がこれからもずっと続くことになるわけです。よほどの努力、あるいはなんらかのブレイクスルーがない限り、ワーキングプアからの脱却が難しいことがわかったのではないでしょうか。
ワーキングプア をさぐる All Rights Reserved. 2007 lastupdate:08/08/24